専門学校志望者必見!指定校推薦ってどんなもの?

指定校推薦という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなものか分からないということはないでしょうか。また、倍率の高い専門学校を目指しているけれど何とか合格を勝ち取る方法はないかと迷うこともあるかもしれません。

指定校推薦は志望する専門学校が自分の在籍する学校を対象にしてさえいれば、ぜひ利用したい受験方法の1つです。今回は指定校推薦とはどんなものか、利用するにはどうするべきかなどを探っていきましょう。

そもそも指定校推薦とは?どんなものか知っておこう

まず、指定校推薦という字面を見てください。「指定校」とは誰が指定したどの学校かと気にならないでしょうか。これは簡単にまとめてしまえば、受験を行う専門学校が指定した高校や中等教育校ということになります。つまり、指定校推薦とは学生を募集する専門学校がここの生徒を自分の学校の学生として欲しいと思う学校を指定して学生を募る制度、といえます。

ただ、言い換えれば指定校推薦は、特定の学校の生徒を欲しいという意図がない専門学校では実施しない可能性もあるということです。また、志望する専門学校が自分の在籍する学校を指定校にしていなければ、指定校推薦を利用することはできません。

まずは、自分が志望する専門学校が自分の在籍校をしているか否かを確認する必要があります。

指定校推薦を利用できるのはどんな人?

指定校推薦の出願資格に定められている条件の代表格は「評定」「出席率」「課外活動への取り組み」の3つと思って良いでしょう。この条件はどれも1年生次のものから査定されることが多いため、受験の直前になってから対策しようと思ってもできないことがほとんどです。

つまり、受験直前に自分の志望する専門学校が指定校推薦を行っていると分かっても、これら3つの条件をクリアしていなければ指定校推薦は利用できないのです。指定校推薦を使えるものならば使いたいと思うのであれば1年生次から受験は始まっている、という意識と行動が必要になります。

ただ、受験生になるまで全く指定校推薦という制度すら知らなかった、自分の志望する専門学校で指定校推薦をしていることを初めて知ったのであれば、試しに評定や出席率を出してみるのは無駄にはならないでしょう。それで出願資格をクリアしているのであれば、改めて指定校推薦が利用できるかどうかを進路指導の先生や担任の先生に相談してみるのも1案です。

また、指定校推薦はその専門学校を専願または第一志望とする生徒しか受けられないという条件を設けている場合もあります。その学校にどうしても行きたいという意思があるならば利用する価値はありますが、そうでないならば他の受験方法を考える必要があるかもしれません。

他の受験方法と何が違うの?指定校推薦の選考方法とは?

指定校推薦の選考方法は学校長が推薦を行う通常の推薦入試やAO入試とあまり変わりません。書類選考のみで合格が決定する専門学校もありますが、面接試験や小論文試験を課している専門学校も多くあります。また、国語や数学などの学力試験がない、という点も通常の推薦入試やAO入試とあまり変わらないでしょう。

このため、試験対策でやるべきことも通常の推薦入試やAO入試とそれほど変わりません。ただし、繰り返しになりますが指定校推薦は、志望する専門学校がぜひこの学校から学生を募りたいと思う学校に対して行う試験です。

そのため、その条件に見合った人材であることを書類や面接、小論文でアピールする必要があります。

指定校推薦を受けるなら。選考書類のここだけは見せてもらっておこう!

評定や出席率などの出願資格を満たし、指定校推薦が受けられることになったら選考書類の準備が始まります。在籍校の調査書や推薦書は当然ながら先生に書いていただくものですが、必ず見せてもらっておきたい部分があります。

それは「推薦理由」や「推薦文」と言った部分です。つまり、在籍校の先生が「この子は指定校推薦の対象生徒として推薦するに値する」という理由を述べる部分といえるでしょう。なぜこの部分を見せてもらっておかなければならないか、それはずばり面接試験対策です。

例えば面接で「ボランティア活動に励んだと書類にあったが、どのような活動をしたのか」と聞かれたとしましょう。調査書などを見せてもらって聞かれることを想定していれば問題なく答えられるでしょうが、全く聞かれることを想定していなかった、書かれていることすら知らないまま面接試験に臨んでいたらどうでしょうか。

動揺することは容易に想像できるはずです。必ずどのようなことを自分のアピールポイントとして書いてもらったのかを、見せてもらっておくようにしましょう。

アピールポイントは志望する専門学校と在籍校との共通点から探す

在籍校の先生からどのような点をアピールポイントとして書いてもらったかを把握したら、さらなるアピールポイントが自分にないかを掘り起こしてみましょう。その際のポイントが「共通点」です。例えば、志望する専門学校と在籍校が同じ学校法人の運営する学校であれば、教育目標や方針は同じ内容であることや、似通った内容であることがあります。

在籍校にも志望する専門学校にも「和を以て貴しとなす」と言う方針があれば「在籍校の文化祭の運営でその大切さを学んだので志望校でもっと和の大切さを学んで、広めていける人になりたい」といった具合に、入学後の目標を語ることができるのです。

また、運営する学校法人が違ったとしても、志望する専門学校と在籍校との間に信頼関係や共鳴するものがあるからこそ指定校推薦を行っているということがほとんどでしょう。分かりづらければ志望する専門学校と在籍校の公式Webサイトを見てみる、選考書類を作ってくださった先生に聞いてみるなどして共通点を割り出し、自分の強みとリンクして語れるようにすれば面接試験対策ができます。

(群馬で夜間の専門学校を探す)

入学後のビジョンを固めておこう!

これは通常の推薦試験でも、AO入試の面接や小論文でも問われがちなテーマではありますが、指定校推薦でも問われるテーマと思ってまず間違いのないテーマでしょう。またしても繰り返しになりますが、指定校推薦は試験を行う専門学校がこの学校からぜひ募集したいという人材を募るために行う試験ですから、入学後に遊び回るだけの学生になられては困る、ましてや退学されては困るという気持ちも強い試験といえるからです。

では、具体的にどのようなビジョンを固めておけば良いのでしょうか?取得したい資格があって専門学校を目指しているならば、この資格を取得したいだけでは弱いでしょう。その資格を取得してこのような分野で活躍するために、このようなことを学びたい、と突き詰めた答えを用意できれば、入学の意思を強くアピールできるはずです。

そこまで明確なビジョンがないという場合は、その専門学校のどんな授業や理念に惹かれたかを考えてみましょう。そういったものに触れてどんな人材になりたいかを考えてみれば、資格取得の目標がなくても入学後のビジョンが固めやすくなります。